住民説明会資料【←クリックして閲覧】(近畿中部防衛局)
~祝園ネットより~「工事計画が明らかになっています。精華町議会全員協議会を経て、住民説明会は7月24日、26日の二日と言われています。工事期間図を見ると説明会後ただちに工事着工と思われます。着工時の対応についても議論しなければなりません。なお住民説明会でどこまで説明するか(議員さんに対する説明=住民への説明とは限らない)わかりませんがこの間の我々の申し入れ質問をかなり意識したものになっているというという印象を受けました。」とのことです。
【2023年の大分分屯地での工事に関する説明会を振り返って】
- 開催通知は「回覧板」で行われた。間近になっても周知不足を憂慮した「敷戸市民の会」は急遽独自に街宣活動を行った。
- 「工事説明会」との名目であり、(大型)弾薬庫建設がなぜ行われるのか、といった説明は予定されていなかった。
- 予定時間は、わずか50分だった。大半が防衛局側からの説明に費やされた。弾薬庫建設の必然性、保管される弾薬(爆弾)の危険性、事故(火災など)が起きた時の対処に関する防衛施設庁による通達による居住地域との距離の短さ、危険な弾薬を身近に置くことの不安、そして何より、大分分屯地周辺の地域が加害者になることの理不尽さ、当然 相手国から(報復の)攻撃対象になることへの不安、、、などが次々と出され、予定は大幅に超過した。
- 防衛局側の回答は、まるで国会答弁のようであり、参加者から出された上記の疑問に答えるものではなかった。
- 答弁のキーワードは「我が国を取り巻く安全保障環境」「強靭化」「継戦能力」「力による現状変更」「国民保護法による住民避難」「関係法令にのっとり」など。
※『令和6年度防衛白書ダイジェスト版』 - 会場は小学校の体育館だった。「説明会」は夜の開催ではあったものの、学校教育施設に迷彩服の隊員を入れてしまった。軍民分離原則に反する。まずはそのことを質すべきだった。
- 将来にわたる住民生活に関わる問題を、わずかな時間しか設けない「説明会」で片づけられることは耐え難い。事前に、あるいは当日、次回・次々回の「説明会」の要求を行っておくべきだった。
- 防衛局側の答弁が聞きづらかった。(意図的?)